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『空から笑顔の種をまく』~社員一人ひとりが「笑顔になれる」「誇れる」「元気になる」“好い会社”の実現を目指していきたい

瀬治山 静江さん
株式会社ソラシドエア 人事部ビジネスサポート課

神奈川県出身。専門学校卒業後、地元ホテルに入社。2年後に結婚、出産。
長男1歳を機に夫の実家のある宮崎に家族で移住。
2人目が1歳の時、ソラシドエアに入社。
外国人パイロット担当部署を経て、3人目出産後に人事課へ。
業務の効率化を図り、残業縮小など労働環境の改善にも率先して取り組む。

【推薦者の声】瀬治山さんは3人の子育てをしながら、会社では重要な任務を遂行し、理想的なワークライクバランス実践者としても社内の憧れになっています。

この会社に入社したきっかけは?

専門学校卒業後に横浜のホテルに就職しましたが、結婚、出産を機に退職。長男が1歳になった時に夫の郷里である宮崎に移住。私も夫もサーフィンが好きだったので、宮崎の波に惹かれたということもあり移住を決断しました。宮崎に来てしばらくは専業主婦をしていましたが、次男を出産して1年経った時に社会で働きたいという気持ちが出てきました。

そんな時、ソラシドエアが「英語が話せて、外国人乗務員のお世話が出来る人材」を求人していることを知人から聞きました。外国人と関わり、人の助けになる仕事に興味を抱き即応募しました。好いタイミングと良いご縁でした。外国人乗務員の就業環境整備や在留資格手続きが主な任務でしたが、物件探しから雑用まで、ご家族のお世話を全般的に担当していました。英語も知識不足を補いながら、パソコンスキルもこの会社に入ってから習得するという奮闘した4年間でした。

入社して4年目に3人目を授かり、産休、育休を取らせてもらいました。復帰する1か月前に人事部に異動という連絡があり、未経験の部署に不安はありましたが、以前から労務管理に興味はありました。

  • 2001年 東京のホテル専門学校卒業後、横浜のホテルに入社
  • 2004年 結婚・妊娠を機に退職 長男誕生
  • 2005年 夫の故郷である宮崎県に移住
  • 2006年 次男誕生
  • 2007年 株式会社ソラシドエア入社 運航本部へ配属
  • 2011年 長女誕生、育休を5ヶ月取得。
  • 2012年 職場復帰 人事部ビジネスサポート課へ配属

お仕事の内容を教えてください。

2012年4月に職場復帰、はじめての本社、人事部配属となりました。
人事管理や給与計算が主な業務です。入退職の手続きや、社保関連、税金計算、労務管理、福利厚生など、仕事量も覚えることも多く、大変さを痛感しました。配属時は私以外に子育て中の人がおらず、残業が多い部署でした。私を含めて一般社員が3人、派遣社員1人の体制。先輩の1人が業務全般を把握していて、私も早く業務全部を覚えよう、先輩がいなくても出来るようになろう、という気持ちで仕事に取り組んでいました。

でも、やる気はあっても、子どもの迎えがあるので、私は残業は出来ない。残業する人としない人で意識のズレが生まれてしまう。
このままではいけないと思い、仕事方法の改善をみんなに提案しました。どの業務にどれくらいの時間がかかるのかを明確にし、お互いの進捗を共有できるようにしていくこと。
それもあって徐々に業務が明確になり、効率化にもつながっていきました。業務が効率的になることで、残業も少なくなっていきました。

配属当時は4人だった部署が今は10人に増えました。人事課がビジネスサポート課として幅広い業務をすることになったのです。常に法改正や人事制度の対応と組織改編や異動があるものの、業務の見直し、属人業務の見極め、システム導入など業務の棚卸しはとても重要なことだと思っています。
障がい者の方も一緒に働いていただいており、みんなで仕事を分担し、協力しあえている部署です。

仕事と子育ての両立について

仕事の月間スケジュールと家族スケジュールをたてています。
特に仕事では、迷惑をかけないように月・週・日単位でTODOリストと突発的な対応に備えています。
優先させるべきことに悩むこともありますが夫に相談し、時には衝突することもあります。
念頭においているのは、子育ては一生に一度きりということです。職場は社員がたくさんいますし、甘えることも必要で抱え込みすぎるとやっていけません。実際に平日に終わらなかった残務を休日にすることもあります。
家事は夫と協力しあってやっています。育児や健康面には夫のほうが熱心かもしれません。
長男は陸上(30年ぶりの1000m学童新記録所持)、次男は野球をしているので、休日は夫と分担して送り迎えをしています。


ーー趣味やストレス発散はありますか?

娘と洋服を買いに行ったりします。今は子ども達の活躍を応援することがストレス発散かな。
子ども達の成長には感動を与えられます。また目標に向って頑張る姿などをみると親が触発されますね。
たまに東京出張があると、神奈川の実家に帰って地元の友達に会ったりもします。
出張の時は夫や夫の両親に子供の面倒を見てもらったりして、まわりに助けられています。

夢はなんですか?

実務的には自らの経験を生かして、より働きやすい環境づくりを作っていけるよう貢献したいと思っています。客室乗務員・運航乗務員・整備士など職種が多い企業ではありますが、全体的な状況が把握できる部署にいるので、労働環境、メンタルケアや介護など様々な問題を一緒に考え、改善していきたいです。

また、当社はいままでにない急成長を遂げていることを実感しています。その環境下にいることをとても誇りに思っています。そして更なる成長へステップアップする時期でもあり「地域と世界を繋ぐグローバルエアラインに進化する」を実現するために自分自身もフィールドを広げソラシドエアの魅力を引き出していきたいと思います。

株式会社ソラシドエア

真に働きがいのあるソラシドエアの実現に向けて、年齢・性別に関係なく多様な価値観を尊重し、自ら未来を切り開いていくために全役職員が参画し、職場全体で議論する風土改革プロジェクト「未来プロジェクトⅢ」を推進しています。

「あいさつ運動」やお互いを褒め合う「ホメロンカード」の手交、「家族職場見学会」で家族との“絆”の大切さを社内で共有するなどより良い組織風土・企業文化の醸成に向けて取り組んでいます。