元気で美しいライフスタイルに。食事と運動を総合的にサポートします。
西山 初美さん面談可看護師として働く中で、笑顔で働ける健康な体の大切さ、子ども達がけがをしない軸のある体づくりの大切さを実感。その思いを実現するため、運動指導者の国際ライセンス・資格を取得し、2016年、個人事業主としてフィットネス指導等を中心とする「Body EST」を設立した。現在は小中学校でのアシスト授業や保護者向けのヨガ、宮崎市公民館講座など、フィットネスやヨガの運動指導者として活躍している。
元々は、人を助ける職業に憧れ、看護師として勤務していました。患者さんと顔を合わせていると、地区の寄り合いのような雰囲気になってきます。でも、病院に来るということは元気ではないということ。もっと健康的な笑顔が見たいと思うようになりました。より長くつながれる場所がほしい、リハビリが終わった後も健康で、悪化しない身体づくりに関わりたいと考え、出した答えが運動に関する資格取得でした。
もう一つ理由があります。私の3人の子ども達は野球やボクシングをしていました。スポーツにけがは付きものですが、ストレッチやトレーニングは、中途半端な知識では危険が伴います。子どもの夢をしっかり背負いたい。そのためスポーツトレーナーを目指したいと思いました。両方の思いがあって、今に至っています。
4年ほど前から、宮崎県「みんながスポーツ1130県民運動」のフィットネス事業を1年間通して指導しています。民間のフィットネス企業や宮崎市の公民館講座も担当しています。公民館講座は自主サークルをつくっている地域もあります。公民館での講座は、近所の人たちが気軽に参加でき、高齢の方でも歩いて来られる。それがいいですね。元々、足が悪くても集まれる場所がほしいと思っていましたので、地域の公民館で講座が続いていることが嬉しいです。
コロナ禍で、運動の動画配信も始めました。LINEグループをつくっていて、そこに5分程度の動画を配信し、毎日運動してもらっています。運動したらスタンプを送って報告。みんながやっていると、やらなくてはと思いますよね。週に1回は腕立てふせ10回を自撮りして送るなどのお題も出しています。休むのは自由ですが、3日まで。毎日しないと気持ち悪いと体が思ってくれるようになることが目標です。
体調が悪い人は、食事のバランスが悪いことが多々あります。対面で会ったときに調子が悪そうであれば、「どんな食事をしてる?」と尋ねます。血圧が高い方、体が重いという方、どんな食べ物を摂ればいいのか、話をします。食育指導士の資格を取りました。ファスティング(絶食や断食)なども指導することができます。
私は運動だけではなく、少人数のグループで食事に行ったり、料理をしたりする時間が好きです。食べたり作ったりしながら話をしていると、自然と抱えている悩みも打ち明けることができます。アドバイスもしますが、専門窓口につなげたり、人を紹介したりすることもあります。人の輪を大切にしたいのです。孤立する人をつくりたくないという思いがあります。
やはり健康は「心身ともに」です。話をしやすい環境をつくって、寄り添ったり、ご飯を食べたりするだけでもいいと思います。
女性トレーナーはまだまだ足りないのが現状です。女性にももっと門戸を開いて、様々な場所で活躍できればいいと思います。スポーツ推進員など、ぜひ女性を入れていただきたい。委員や協会メンバーなど、女性は少ないと思います。スポーツに関する取組を私も一緒に考えたいと思っています。
子ども達の教室も持ちたいと思っています。親子で一緒にスポーツができる環境を整えていきたい。親子は、生活の中の運動量や食事の共通点が多い。柔軟性や便秘などの不調も似ています。子どもに「ストレッチをしなさい」と言うのではなく、「一緒にやろう」と言ってほしい。家族も含めて周りの大人が一緒にやる、一緒に頑張ることで子ども達が伸びます。子育て世代の保護者にも伝えたいですね。
自分らしく、子育て中であっても元気で美しいライフスタイルを送るために、疲れない身体、動ける身体を、食育と運動で総合的にサポートします。
高鍋町大字持田1404-69
℡090-7455-5111
この方と直接会って、経験談やアドバイスを聞くことができます。