謙虚に。お客様に寄り添った支援。
宮崎で高校までを過ごし、大学進学を機に東京へ。大学在学中から税理士試験を受験し、卒業後は東京の大手税理士法人にて勤務しながら税理士資格を取得した。2017年、故郷の宮崎市に個人事務所「河野宝(こうのたから)税理士事務所」を設立。3人の子供の出産、育児をするなか、正社員、在宅勤務、パート、個人事業と形態を変えながら税理士としての仕事を続けている。
大学は法律学科に進みました。弁護士の試験勉強もしていたのですが、難しいと感じていたところ、在学中でも一科目ずつ資格が取れる税理士試験を受けてみようと思い、チャレンジしました。在学中から受験し、チャレンジを続けて、最終科目は育休中に取得できました。
個人、法人の月次顧問、税務申告、相続申告業務等を行っています。
また、宮崎県よろず支援拠点コーディネーターとしての活動や、税務に関するセミナー、相談業務もさせていただいております。よろず支援拠点には、何から手をつけていいか分からないという方も相談に来られます。何でも相談できる場所です。
税理士は、女性が少ない業界ですが、女性で起業する方も増える中、事業によっては女性の税理士を希望する方もいらっしゃいます。需要は大きいと思うので、ぜひ皆さんに目指していただきたいと思っています。
宮崎の税理士事務所は、個人や少人数でされているところが多く、それまで働いていた税理士法人のように育休を取って子育てしながら働くのは難しそうだなと感じました。だったら自分のペースで働ける個人事務所にしようと思い、子育てをしながら登録をして事務所を立ち上げて、と進めてきました。今は一番下の子が小学生になり、本格的に稼働し、立ち上げ当時よりも充実しています。
出産してからは、育休を取ったり、在宅の期間もあったり、無理なく働くことができたと思います。資格に助けられたと思っています。子どもが生まれてからは、比較的、仕事も自分のペースでさせていただきました。それが両立につながっていると思います。今は個人事務所ですし、自分のペースで働くことができています。子育ても、3番目になると、少し余裕が出てきますね。送り迎えもなくなって動きやすくなり、余裕が持てるのはうれしいです。
女性の社会進出が進み、男性の家事育児への参加が当たり前になっている昨今でも、やはり女性の家事や育児に関する時間的制約や精神的負担は大きいと感じています。
ただ一方で、家庭や社会で女性が担うべき役割があるとも思っています。
女性が時間や固定観念にとらわれず、自身のスキルを自由にイキイキと活かせる社会になることが、これからの社会に求められていることであり、未来を担う子供たちに見せるべき姿ではないかと思います。
結婚、出産、育児、介護と人生における様々なターニングポイントや葛藤がある中で、その時々にあったスキルの活かし方、働き方をすることで、輝ける女性が増えることを願っています。
℡0985-86-7410
この方と直接会って、経験談やアドバイスを聞くことができます。