• 資格を生かして働く

薬膳は身近なものとして感じていただく「楽しい薬膳」「おいしい薬膳」を伝えたい。好きだからこそ、夢を形に出来ると信じて!

内村 順子さん面談可
みのりのころ・九州中医食医薬膳・輪 パティシエ(製菓衛生師) 国際中医薬膳師・中医薬膳茶師

調理学校を卒業後、宮崎、関西の菓子店勤務を経て独立。小林市にて「みのりのころ」をオープン。フランス菓子をベースとしながら薬膳の知識を取り入れた「SWEETS YAKUZEN」を開発し、杏仁豆腐や焼き菓子などを販売している。国際中医薬膳師、中医薬膳茶師の資格を活かし、宮崎初の薬膳資格講座を開催。薬膳体験講座なども行っている。

どのようなきっかけでパティシエを目指したのですか。

母に薦められて、都城の調理学校で学び、パティシエとして関西の菓子店に就職しました。仕事に就いてみると、一つのケーキを自分で形にしていけることが嬉しくて、菓子作りが次第に好きになりました。
またフランスという国が好きで、20代で初めて訪れたときはお菓子の食べ歩き、30代のときはフランスの伝統菓子、焼き菓子など伝統的なお菓子に興味が湧いて、ホテルリッツの学校で勉強しました。

  • 調理学校卒業後、関西・宮崎の菓子店にて数年勤務
  • パリのエコールリッツエスコフィエにて、菓子やコンフィチュールを学んだり、滞在先の家庭でフランスの家庭料理を教わる。
  • 調剤薬局事務約3年勤務
  • 2016年 「アトリエみのりのころ」オープン
  • 2016年~ 薬膳ワークショップを宮崎市・小林市・鹿児島県などで開催 
  • 2018年5月~ 宮崎初の薬膳資格講座を開催中(国際資格に繋がる講座)「薬膳輪」日本中医食養学会登録機関
  • 2020年 フレンチスイーツに薬膳の思考をとりいれた薬膳スイーツ「SWEETS YAKUZEN」販売開始
  • 現在 「薬膳セルフケア」を取り入れた薬膳講座を開催中

内村さんは現在、「SWEETS YAKUZEN」を展開されています。薬膳にはどのように出逢って、その後どのようにスィーツと融合されたのですか?

「薬膳」を学び始めたきっかけは、ある糖質制限中の方の「お菓子は好きだけど、食べられない」という一言でした。元々、甘さは控えめにしていましたが、食べられないと聞いて、聞き流してはいけないと思いました。薬膳は一人一人の体質に合わせて作られるということを知り、薬膳であれば糖質制限の方にも何かできることがあるかも知れないと思いました。 当時宮崎では、薬膳の理論について教えてくれるところがなく、日本中医食養学会の沖縄支部「薬膳琉花」で勉強しました。
薬膳は中国の伝統医学(中医学)をもとに考えられた、国王のための食事でしたが、現在の豊かな食生活にも合うと考えられています。「季節」や「土地」、「人」に合わせて組み合わせ、素材の働きを十分に引き出し、いただきます。
2016年に「アトリエみのりのころ」というスイーツ工房をオープンしたのですが、お菓子だけでは違うなと考えるようになり、模索しながらどう表現しようか考え続けて、ようやく2020年に「SWEETS YAKUZEN」を生み出すことができました。
薬膳を学ぶきっかけになった方とは、今も時々お会いして、スイーツも召し上がっていただきとても喜んでいただいています。

スイーツと薬膳の融合は難しい部分もありました。フランス菓子も壊してはいけないし、中医学の薬膳も正しく組み合わせないといけませんでした。まずイメージが違います。洋風に東洋のものを合わせることに苦労しました。お客様がイメージしてくださる印象にも近づけたいので、ビジュアルについても考えアンティーク風にしています。
2020年の女性起業家ビジネスコンテスト(宮崎県よろず支援拠点主催)では、ファイナリストに選んでいただいて、特に「葛杏仁豆腐」を評価していただきました。まだまだ勉強中、学びは無限に続いていきます。

薬膳を広める活動として、どんなことをされていますか?

現在、宮崎初の中医薬膳講座「薬膳輪(りん)」を開講しています。日本中医食養学認定の中医薬膳指導員・中医薬膳調理師資格取得が可能、また中国認定「国際中医薬膳師」へと通ずる確かなカリキュラムのもと、南九州で学べるのはここだけです。薬膳を一緒に広める方が増えたら嬉しいですし、私が学んできたことが誰かの役に立つのが嬉しくやりがいを感じています。

一般の方向けには、薬膳体験入門編として、県産の食材を合わせて作る薬膳茶教室や薬膳スパイス作りなどを開催しています。お茶のブレンド体験は、冷えがあるのか、体が熱を帯びているのかなど、体質チェックをして、それに合わせて十数種類の茶葉や木の実、花茶、県産のドライフルーツなどを選んでブレンドします。ブレンドして自分で淹れたお茶と、季節の薬膳スイーツで癒されます。薬膳への入り口として、一般の方に知っていただく大切な機会です。

沖縄で勉強し、琉球薬膳に出逢って心から感動しました。中国とつながりのあった琉球王朝時代には、国王に仕えた食医がいました。食医が中国に渡って学び、持ち帰り、沖縄で生まれたのが琉球薬膳です。「食はクスイムン(食は薬なり)」という考えは、おいしさを求めるだけでなく、体を養う薬だという考え方です。土地の食材はその土地の人に合っており、人は食材から生命力となる元気をいただき、命を繋いでいます。技術ではなく、その深い意味合いが琴線に触れました。
薬膳というと、「難しそう」、「食べにくそう」と思われる方が多いかもしれませんが、薬膳は心身の癒やしですし「美味しく、楽しい」ものなのです。「難しい」が先にきてしまうのがもったいない。どう和らげて表現していくかを日々考えています。学ばれた方の周りで健康の輪が広がればいいと思っています。

これから社会に参画される女性の皆さんへのメッセージ

わたしは、これまでフランス菓子と薬膳に出会えた事で、ここまで頑張ることができた気がします。問題が生じたときは、周りの方々とのご縁に支えられて一歩ずつ進めてくることができました。
「夢は形に出来る」と信じて頑張っていれば、夢に近づいていけると思います。
将来の夢は、心と身体のバランスを整えられる「薬膳スイーツカフェ」をすることです。

みのりのころ・九州中医食医薬膳・輪

●「SWEETS YAKUZEN」 みのりのころ
TEL:0984-22-0023
小林市

面談可

この方と直接会って、経験談やアドバイスを聞くことができます。

ご相談は男女共同参画センターまで(電話:0985-29-8544)

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