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ヒトとヒトを繋ぎ、ヒトとモノを繋いでいく。その先にある世界を一緒に見たいから!

関屋 千草さん面談可
chigood.design(チーグッド・デザイン) 代表

宮崎県内の広告代理店で約10年間勤務。結婚を機に上京し、デザイン/OAスクールにて、インストラクター、スクールカウンセラー業に従事し、妊娠~育児中は在宅ワーク(広報制作)をしながら2人の子どもを育てた。
東日本大震災をきっかけに、地元宮崎へ家族と共に帰郷。宮崎県工業技術センター・食品開発センターの非常勤職員(デザイン担当)の募集を知り応募。採用され2年間勤務。その後、同センターの任期付職員の募集に応募し採用され、企画・デザイン部で5年間の任期を務めた。令和2年6月1日、chigood.design(チーグッド・デザイン)を開業。

どのようなきっかけで、独立されたのですか?

これまで、3つのデザイン現場を経験してきました。デザインの範囲は広く、その都度多くのことを、現場で学ばせていただきました。
最初はMRT宮崎放送の系列会社(広告代理店)に勤務し、放送に携わる仕事に関わってきました。その後、結婚を機に上京し、WEBの知識を習得するためスクールに入りました。スクールでのカリキュラム終了後、スクール側から「その宮崎弁で弊社のインストラクターをやって欲しい」と言われ、採用していただきました。受講生は、転職するためのスキルを身に付けたいと希望する20代後半から40代前半の方が大半を占めていました。多種多様な生徒さんとも宮崎弁のお陰ですぐに打ち解けることができ、時には就職相談まで受けることもありました。

私が独立を決意したきっかけは、最後の勤め先である、宮崎県工業技術センター・食品開発センターでのデザイン支援業務に携わったことにあります。
ここでは、工業系・食品系の事業者の皆様から寄せられる、モノづくりに関する悩みに対しての解決策と、それを実践するための技術的な指導を行ってきました。
デザイン支援を行う中で、相談者が抱える共通の悩みとして「作ったはいいが、どう売っていけばいいのか」「作っても売れない」「パッケージに不満がある」など、先にモノを作ってからの状態で困られているケースがほとんどを占めていることに気付きました。
在職時代は、「モノの売り方」について、必要だと感じたセミナーには積極的に参加し、第一線で活躍されるマーケターからの助言や書籍等から情報収集に努めてきました。

これまでの知識と経験、そして人脈を生かし、事業者(ヒト)と協力者(ヒト)を繋ぎ、生活者(ヒト)と製品(モノ)を繋ぐことで、事業者の悩みを解決していきたいと強く感じるようになりました。
独立した際、前職時代で支援させていただいた複数の企業様から、「関屋さんと一緒に仕事がしたい」と声をかけていただき、現在に至っています。
私を探し出してくれたことが嬉しくて、改めて人と人との繋がり=「縁」が大切なものであると実感しました。
夢であった独立開業が、最終的に実現できたのは、人との「縁」のお陰です。

  • ・広告代理店(放送局のデザイン部門へ出向)
  • ・デザイン/OAスクールのインストラクター
  • ・在宅での広報制作(妊娠~育児中)
  • ・宮崎工業技術センター/宮崎県食品開発センター デザイン開発指導員(非常勤職員)
  • ・宮崎県工業技術センター/宮崎県食品開発センター 企画・デザイン部(任期付職員)
  • ・chigood.design(チーグッド・デザイン)開業

お仕事の内容を教えてください。

現在は、3つの業務を行っています。
一つ目は、事業者の方と作り上げるデザイン(企画・開発・制作)です。モノを作る前段階から売り方まで検討し、売り方に応じて必要なデザインツール(ロゴ、パッケージ、チラシ、ポスター、動画、インスタグラムを活用したPR活動等)の企画・構成・編集・制作までトータルで対応しています。

二つ目は、オリジナルグッズ製作。親子3人でオリジナルブランド「haralien fil 〜ハラリアンフィル〜」を立ち上げました。私が、商品の企画・販売を担当し、イラストレーターの姉が生地のイラストを描く。裁縫を得意とする母が、私が試作した物を商品として作り上げていきます。グッズは、ハンドメイドの専用サイト(minne、creema)で販売しています。姉のアトリエでイベント販売も行っています。ブランド名は、旧姓(原井)の“原”に、lien(絆)、fil(糸)で「親子3人の絆をつなぐ」という意味を込めました。(「ハラリアンフィル」商標権取得)

三つ目は、メモリアルギフト「うちの日記念日」です。企業のファン化を促進するための、企業様向けのメモリアルギフト(ノベルティ)です。プレートのデザインは私が担当し、製造には県内の製品塗装業(株式会社新生工業)と共同で取り組んでいます。
現在、大手ハウスメーカー様から、定期的にご利用いただいています。これまで、トリミングサロン様、また個人のお客様からのニーズも高く、ペットのメモリアル品も製作してきました。(「うちの日記念日」商標権取得)

企業の商品企画・広報(PR)活動のアイデアは、どのように生まれてくるのですか?

まずは相談企業を徹底的に知ることから始めます。その中で、商品を売りたい相手(ターゲット)になりきり、「こんなものがあったらいいな」と、生活が楽しくなりそうなことを連想していきます。
例えば、先ほどの新生工業様とお仕事をする中でメモリアルギフトプレートを提案したのは、コロナ禍で家族がずっと自宅にいて、お互いイライラし始めた頃。私自身が、子どもたちの小さい時の写真を見たら癒されるんです。毎日、家族の笑顔の写真を見ると、みんなが元気になれる、優しい気持ちになれるかなぁと思いました。ハウスメーカーからの依頼を受けてプレートを製作しているときは、面識がないのに笑顔の写真を見て、私が癒されています。

小林市に「ひなもり銘木」という老舗の銘木屋があるのですが、銘木を使った商品開発に戸惑っていました。ここでは、モノを作るのではなく、まずはイベントの提案をしました。
私が初めてひなもり銘木様を訪問した際の感動は今でも忘れられません。
夷守岳が目の前にあって、倉庫の中に入ると銘木が並んでいて、その時代にタイムスリップしたかのような不思議な気持ちになりました。素直に「みんなここに来て!」という気持ちが湧いてきました。ひなもり銘木様もその思いに賛同していただき、イベントをPR活動と捉えました。イベントでは木のコンシェルジュがお客様をお招きし、銘木を配した空間で、自然の織りなす年輪のプレートに盛り付けられた料理は、まさにインスタ映え。参加されたお客様から銘木を使った商品の提案をいただきました。
企業側と一緒に自分も楽しみそれを伝える。頭ではなく心の声に耳を傾けると、自ずとアイデアというか、デザインが見えてきます。

3人のお子様の子育てをしながら、どのように仕事と家庭を両立されていますか?

小学5年生、2年生の娘、4歳の息子がいます。私の母が送り迎えなどを手伝ってくれますが、家政婦さんに来てほしい!と思うくらい、慌ただしい日々を送っています。
「仕事と生活+子育ての両立」は、働く女性は誰でも抱える悩みです。私も、子供が生まれて社会復帰をしたときは、「子どもがいることで、他の人に出遅れるのではないか…」という不安や、保育園からの急な電話で帰らざるを得ず、周りに申し訳ないという罪悪感がありました。

仕事も大事だけど、それ以上に子どもは大切、どちらを優先するかは分かっているつもりでも、胸の中がざわつき、子どもの前で涙を流すことも多々ありました。子どもの前で泣いてしまって、子ども達を不安にさせしまったことを反省する日々…。
このままではいけないと、私が実践したことは、モヤモヤする気持ちを全部紙に書き出すことでした。書き出された言葉を自分なりに分析していくと、これらの不安や罪悪感は、誰か(上司、同僚、部下)から「期待されたい」という願望から生まれる感情だと気付きました。自分の中に「期待されたい、職場に認められたい私」がいました。「周囲の評価は必要ない、自分で自分を評価する」という考え方に切り替えたことで、気持ちが楽になりました。「仕事と家庭の両立」ではなく、「仕事と家庭を楽しむ」ですね。

これから社会に参画される女性の皆さんへのメッセージ

民間・行政を経験してきた私が皆さんへ伝えられるとしたら、取り巻く環境の変化で、働き方が様変わりしています。だからこそ個人の才能が顕著に見えるのではないでしょうか。いくつになっても挑戦はできます。自分の力を信じ、目標を達成するために今何をすればいいのかを、一緒に考え、見つけていきましょう!
「いつも明るいね!」と言われる私ですが、たまに落ち込むこともあります。そのとき、自分にかける言葉があります。
「思い切り泣いていいよ。そして泣いた自分の顔を見て笑おう!」
一度きりの人生だから、思いっきりやりたいことやって、毎日笑顔で過ごせたら、それで幸せじゃないですか?

chigood.design(チーグッド・デザイン)

TEL:070-5274-2425
●宮崎市佐土原町

面談可

この方と直接会って、経験談やアドバイスを聞くことができます。

ご相談は男女共同参画センターまで(電話:0985-29-8544)

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